「第17回日本腎不全看護学会学術集会・総会」を平成26年11月8日(土曜日)・9日(日曜日)にアパホテル&リゾート東京ベイ幕張(千葉市)で開催させていただくことになりました。
本学術集会のテーマとして「高齢社会における腎不全患者の療養支援」を掲げました。
2012年末には慢性透析患者は30万人を超え、高齢社会の中で、透析導入者の平均年齢は68歳と高くなっています。CKD患者は1,330万人に達していると言われています。
腎不全患者は重複・重症化する合併症を持ち、QOLが低下していく現状の中で、私達は個々の生活環境や能力にあった透析治療の選択、患者教育や家族支援のあり方などに対する看護について再度検討する必要があります。そして患者の療養を支えるために、患者個々がその人らしく人生を全うできるエンド・オブ・ライフ・ケアや認知症のある患者のケアなど、苦痛のない日々を送るためにどのような支援が必要なのか振り返り、今後の透析看護に活かしていきたいと考えました。
日本腎不全看護学会員数は3900人を超え、透析療法指導看護師も1015人となり、学会もこの16年で大きく躍進しました。日頃の皆様の実践活動の発表の場として、また研鑽の場として、そして多くの仲間と出会い語り合える会にしたいと思います。
今後、特別講演、教育講演、一般演題募集などについては随時ホームページでご案内いたします。
多数ご参加くださいますようお願い申し上げ、皆様を心からお待ちいたします。
第17回日本腎不全看護学会学術集会・総会
大会長 小手田紀子(医療法人緑栄会 三愛記念病院)