会長挨拶
平成27年9月吉日
開催にあたり
謹啓
この度、2016年7月14日(木)から17日(日)にかけて札幌で開催される、第63回日本不整脈心電学会学術大会(JHRS2016)大会長の大役をおおせつかりました。
今回は、日本不整脈心電学会として最初に開催される記念すべき年次学術大会です。我が国において培われてきた二つの大きな流れである基礎的電気生理学・心電図学を中心とした日本心電学会と、非薬物治療を中心に急速に発展を遂げた日本不整脈学会とが一つとなり、新たな学問の創造が始まるという思いを強くしています。そこで、メインテーマを『21世紀不整脈学の創造 ―基礎と臨床の融合による新たな治療戦略―』といたしました。
プログラムの面では、基礎、臨床を問わず、最先端の研究で成果を上げておられる新進気鋭の研究者を国内外から多くお招きすることを考えています。また、今後さらに重要性を増してくるチーム医療を意識し、メデイカルスタッフの方々も満足いただけるセッションも多数用意いたします。
7月14日にはライブデモンストレーションも予定しており、balloonを用いた心房細動治療、致死性難治性心室頻拍など、最先端の治療を学んでいただくべく、鋭意準備を進めております。
また、7月16日(土)の夕刻より、大倉山シャンツェにおいて、会員の皆様が参加できる会員懇親会を開催いたします。大倉山からの美しい夜景とともに、スキージャンパーによる豪快で華麗なサマージャンプの実演など、多くのアトラクションを企画していますので、皆様お誘いあわせの上、是非足をお運びください。この季節は、札幌の最も爽やかで華やいだ季節です。会員の皆様のみならず、ご家族の皆様にも一緒に楽しんでいただければと存じます。
最後になりましたが、本大会が素晴らしいものとなるためには、会員皆様の積極的な参画が不可欠です。全会員が心を一つにし、我が国における本分野の治療の発展に寄与することができますよう、何卒皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。
謹白
第63回日本不整脈心電学会学術大会
大会長 青沼 和隆
筑波大学医学医療系循環器内科
プログラム委員長 野上 昭彦
筑波大学医学医療系循環器内科
筑波大学医学医療系不整脈