第17回日本高齢者腎不全研究会は、無事盛会裏に終了することができました。
多数のご参加者の方々、また多大なるご協力をいただきました関係者の皆様へ心より御礼申し上げます。
第17回日本高齢者腎不全研究会
当番幹事 岡田 一義
第17回日本高齢者腎不全研究会を2019年7月27日~7月28日にかけてあわぎんホール(徳島市)で開催いたします。
慢性疾患の多くはキュアが望めないため、患者に寄り添って信頼関係を構築し、患者の思いも受けとめながら、生活の質(QOL)を向上するために、協働の意思決定(SDM)のうえで、キュアとケアを融合することが重要です。
保存期腎不全患者のキュアとケアの融合は、その進行を遅らせるための血圧・血糖・脂質・尿酸などの管理および生活指導とともに、教育により患者が病いを受け止める過程を共有して支援することにあります。
末期腎不全患者のキュアとケアの融合は、腎性貧血などの合併症治療および腎代替療法の情報提供とともに、教育により患者が腎代替療法の必要性を理解し、療法選択する過程を共有して支援することにあります。
透析導入患者のキュアとケアの融合は、透析を開始するとともに、透析との生活を受け入れる過程を共有して支援することにあります。維持期のキュアとケアの融合は、適正透析や合併症治療とともに、食事療法と運動療法によりフレイル/サルコペニアを予防することにあります。終末期のキュアとケアの融合は、患者の自己決定を尊重した治療とケアを行い、生命の質(QOL)を向上することにあります。
今回のテーマを「高齢者腎不全医療~キュアとケアの融合~」とし、医師と看護師・臨床工学技士・メディカルソーシャルワーカー・介護士などのコメディカルスタッフがキュアとケアの現状を振り返り、その融合のあり方を議論し、高齢化がなお一層進む中で、QOLがより向上する治療と全人的なケアを融合させた医療を考える意義深い研究会にしたいと思います。
日 時 | 2019年7月27日(土曜日)・28日(日曜日) |
---|---|
会 場 | あわぎんホール 〒770-0835 徳島県徳島市藍場町2丁目14番地 TEL:088-622-8121 FAX:088-622-8123 |
当番幹事 | 岡田 一義(社会医療法人川島会 川島病院) |
テーマ | 「高齢者腎不全医療~キュアとケアの融合~」 |
あわぎんホール4F ホワイエ(会議室4前)
受付時間
7月27日(土曜日) 17:00~19:00
7月28日(日曜日) 9:00~15:00
参加費(プログラム・抄録集代含む) | |
---|---|
医師・企業関係者 | 8,000円 |
医師・企業関係者以外の医療従事者 | 5,000円 |
学生 | 2,000円(学生証の提示をお願いします) |
イブニングセミナー情報交換会 | 無料 |
参加費と引き換えに参加証をお渡し致します。
参加証には、ご所属、ご氏名を各自ご記入の上、着用して下さい。
参加証のない方のご入場は出来ません。
参加証の再発行は致しませんので、紛失にはご注意下さい。
本会において、発表データの録画・録音や写真撮影を禁止致します。
株式会社ピーシーオーワークス
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-4-2 神田アーバンビル2F
TEL:03-3291-3636 FAX:03-3291-3635
Email:jsekd17@pcoworks.jp
「高齢血液透析患者における管理目標」
司会:植木 嘉衛(医療法人社団三思会 東邦病院)
「今後の腎性貧血管理の多様性について」
演者:土谷 健(東京女子医科大学 血液浄化療法科)
「血管石灰化の病態と治療」
演者:新田 孝作(東京女子医科大学 腎臓内科)
共催:協和キリン株式会社
「HDとオンラインHDFの選択~キュアとケアの融合~」
司会:長谷川 廣文(医療法人社団日翔会 生野愛和透析クリニック)
演者:友 雅司(大分大学医学部附属臨床医工学センター)
共催:ニプロ株式会社
「高齢透析患者におけるCKD-MBD管理を再考する~低栄養・消耗関連病態への取り組み~」
司会:中西 健(特定医療法人五仁会 住吉川病院)
演者:花房 規男(東京女子医科大学 血液浄化療法科)
共催:小野薬品工業株式会社
「高齢腹膜透析患者におけるキュアとケアの融合」
司会:橋本 寬文(JA徳島厚生連 吉野川医療センター)
演者:森石 みさき(特定医療法人あかね会 中島土谷クリニック)
共催:鳥居薬品株式会社
司会:水口 潤(社会医療法人川島会 川島病院)
「増加する高齢透析患者~栄養障害対策の新たな方向へ~」
演者:阿部 雅紀(日本大学医学部附属板橋病院 腎臓高血圧内分泌内科)
「高齢者透析患者の現状と問題点」
中元 秀友(埼玉医科大学病院 総合診療科)
共催:バイエル薬品株式会社
座長:林 秀樹(JA徳島厚生連 吉野川医療センター 泌尿器科)
P1-1「超高齢者のネフローゼ症候群に対する治療戦略について」
田代 学(社会医療法人川島会 川島病院)
P1-2「胸腹部大動脈瘤破裂に対し保存加療のみで長期生存が可能であった血液透析患者の一例」
島 久登(社会医療法人川島会 川島病院)
P1-3「週2回の透析前運動1年間継続効果」
原田 郁子(社会医療法人川島会 阿南川島クリニック)
P1-4「維持透析を見送る決断をした超高齢透析患者とその家族への関わり」
宮田 江利子(社会医療法人 名古屋記念財団 東海クリニック)
座長:中尾 弘美(医療法人敬任会 藤井寺敬任会クリニック 透析診療部)
P2-1「在宅療養生活維持のため地域連携をスムーズに行う環境を整える」
山田 美佳(社会医療法人川島会鴨島川島クリニック)
P2-2「透析施設におけるMSWの役割と取り組み~在宅支援に焦点をあてて~」
小松 和希(高知高須病院附属安芸診療所)
P2-3「当院における腹膜透析に関連した連携システム構築に向けて」
塚田 三佐緒(東京女子医科大学 血液浄化療法科)
P2-4「腹膜透析における地域連携の取り組み~PDセミナー実施による効果~」
友竹 彩賀(JA徳島厚生連 吉野川医療センター)
座長:佐藤 久光(医療法人 衆済会 増子記念病院 医療安全管理室)
P3-1「超高齢透析患者の透析治療の満足度とQOL」
田口 小百合(特定医療法人あかね会 中島土谷クリニック)
P3-2「高齢透析患者の一生を支える―透析室の高齢化対策―」
米田 真梨子(医)佐藤循環器科内科)
P3-3「A病院における血液透析患者のかゆみに関する実態調査」
高村 美鈴(山口県厚生農業協同組合連合会 周東総合病院 透析センター)
P3-4「腎センターにおける認知症患者の問題行動に対する看護介入の効果」
清水 有香(JA徳島厚生連吉野川医療センター)
座長:長井 幸二郎(徳島大学 腎臓内科)
P4-1「高齢腎不全患者に対する食事指導の症例検討」
小林 芽衣(社会医療法人社団順江会 東京綾瀬腎クリニック)
P4-2「維持血液透析患者のフレイルと食事摂取状況について」
岩田 晴美(四国大学 生活科学部)
P4-3「75歳以上のCKD患者における透析導入期のフレイルの現状とその影響について」
吉田 真貴(医療法人社団三思会 東邦病院 腎臓・透析センター)
P4-4「血液透析を導入した75歳以上の高齢者の生命予後と導入前の血清アルブミン及びBUN変動の検討」
小野 淳(埼玉医科大学)
座長:田尾 知浩(社会医療法人 川島会 川島病院 臨床工学部)
P5-1「高齢のシャントをどうしたら守れるか」
岩瀬 範子(東苗穂病院 透析室)
P5-2「旭化成メディカル社製ABH-18LAにおける各モードの検討」
古橋 諭司(医療法人社団 ふけ会 富家千葉病院 ME部)
P5-3「高齢透析患者の倦怠感症状に応じた透析条件の検討」
廣瀬 大輔(社会医療法人川島会 川島病院 臨床工学部)
P5-4「高齢透析患者に対するオンラインHDFの有効性」
道脇 宏行((社医)川島会 川島病院 臨床工学部)
「健康寿命の延伸に向けて―2040年に向けた予防対策―」
司会:岡田 一義(社会医療法人川島会川島病院)
演者:伊原 和人(厚生労働省政策統括官)
「ドライウエイト設定~高齢透析患者におけるキュアとケアの融合~」
司会:森石 みさき(特定医療法人 あかね会 中島土谷クリニック)
演者:伊丹 儀友(医療法人 友秀会 伊丹腎クリニック)
共催:大塚製薬株式会社
「高齢者CKDにおけるキュアとケアの融合」
司会:岡田 一義(社会医療法人川島会川島病院)
内田 明子(社会福祉法人 聖隷福祉事業団 聖隷横浜病院 看護部)
演者
「高齢者腎不全看護におけるキュアとケア―これまでの取り組みを基に、実践現場の視点で高齢者腎不全看護を考える―」
宮下 美子(社会医療法人名古屋記念財団 新生会第一病院 看護部)
「在宅ケアの現場で行う高齢CKD患者と家族の意思決定支援」
尾崎 直子(医療法人社団明生会 訪問看護ステーションかがやき)
「高齢患者への質の高い透析医療を提供するために ―臨床工学技士と多職種との連携について―」
柴田 昌典(医療法人光寿会 光寿会リハビリテーション病院)
「高齢透析患者のサルコペニア・フレイルを予防する栄養管理と多職種との連携」
金澤 良枝(東京家政学院大学 人間栄養学部 人間栄養学科)
「高齢透析患者からの意思表示」
尾方 良光(一般社団法人 全国腎臓病協議会)
2019年3月6日(水曜日)~ | 5月22日(水曜日)正午まで延長しました 締め切りました |
一般演題はポスター発表となります。
発表者は、本研究会の会員、非会員を問いません。
対象職種は医師、看護師、栄養士、臨床工学技士を対象としております。
全て本ページからオンラインとなります。
応募演題の採否は当番幹事に一任とさせていただき、結果を運営事務局よりE-mailにてご連絡いたします。
タイトル:全角60(半角120)字以内
人数:演者筆頭演者を含めて10名以内
施設:10施設以内
抄録:全角600(半角1200)字以内
図表がある場合は全角350(半角700)字になります。
【暗号通信】(推奨)
【平文通信】
(登録内容が暗号化されません)
新規登録 | 確認・修正・削除
〒770-0835 徳島県徳島市藍場町2丁目14番地
TEL:088-622-8121 FAX:088-622-8123
本大会では旅行会社による宿泊案内はご用意しておりませんが、会場周辺ホテルをご紹介させていただきます。