第23回日本静脈麻酔学会を来る 2016 年 11月19日(土曜日)にコラッセ福島(福島市)で開催させていただきます。
超高齢化社会が到来し、周術期医療には病院内外から大きな期待が寄せられています。その一方で、情報化社会も相まって、消費者は各種サービスをより慎重に選択するようになっています。これは手術における麻酔についても同様で、無事に終わるのは当たり前、それ以上が要求されます。このような状況下で、われわれ麻酔科医は何を提供できるのか、整理および再検討が必要な時期に差し掛かっています。
近年、静脈麻酔法は従来の苦痛の少ない迅速な覚醒という特色のほかに、経済性や小児・担癌患者の長期予後が検討され、飛躍的に普及が進みました。また麻酔効果の直接的・間接的モニタリング法や薬物投与デバイスの進歩を、手術室外における鎮静の需要に応用する動きもあり、安全性の確保が課題となりつつあります。
そこで、今回のテーマは「安心・安全・快適の静脈麻酔」とさせていただきました。今回の学術集会では、こうした最前線の現状と問題点について議論し、今後の展望を描きたいと考えています。
Utah大学のTalmage D,Egan先生をお招きして安全とモニタリングに関する特別講演、国立成育医療研究センターの鈴木康之先生には小児におけるプロポフォールの使用法、福島県立医科大学循環器内科の義久精臣先生には睡眠時無呼吸と安全管理に関する教育講演をお願いしています。そのほかにも、本学会のエキスパートによる「静脈麻酔における何でも相談コーナー(仮)」を企画しています。
学会の華は何といっても一般演題の発表です。奮って演題を出していただき、学会を盛り上げていただきたくことをお願いいたします。なお、一般演題全てがJSIVA賞受賞審査対象となりますので、ご期待ください。
錦秋の福島では、紅葉、地酒、新そばが、皆様の来福を心よりお待ちしています。
第23回日本静脈麻酔学会
会長 村川 雅洋
(福島県立医科大学医学部 麻酔科学講座 主任教授)
日 時 | 2016年11月19日(土曜日) |
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会 場 | コラッセふくしま 福島県福島市三河南町1番20号 |
大会長 | 村川 雅洋(福島県立医科大学医学部 麻酔科学講座 主任教授) |
事務局長 | 小原 伸樹(福島県立医科大学附属病院 手術部 准教授) |
テーマ | 「安全、安心、快適の静脈麻酔」 |
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演題募集は、終了いたしました
福島県福島市三河南町1番20号
アクセス:http://www.corasse.com/access