第24回日本静脈麻酔学会を来たる2017年12月2日に海峡メッセ下関(山口県、下関市)で開催させていただきます。
国内でレミフェンタニルが発売され全静脈麻酔(TIVA)が全身麻酔のひとつの方法として定着してから約10年が経過しました。その間、脳波モニターや薬物濃度シミュレーターも普及しTIVAはより安全に施行できるようになりました。電気生理学的モニタリングが必要な脳神経外科や整形外科手術ではTIVAは必須の麻酔法となっています。
しかし、TIVAはまだまだ一部の麻酔科医が行う特殊な麻酔法であるのも確かです。TIVAを行う指導医のいない施設では十分な静脈麻酔の教育が行われているとはいえません。一方、全身麻酔以外でも内視鏡検査時の鎮静など静脈麻酔の知識と技術を生かす分野はこれからも増えていくと予想されます。
今回の学会では、「The Open TIVA World」をテーマにより間口の広い学会を目指すこととしました。これまで日本静脈麻酔学会へ参加したことのない若手の先生、吸入麻酔薬しか使ったことのない麻酔専門医、そして麻酔科以外の診療科の先生でも気軽に参加し、今後の臨床に生かすことのできる知識と技術を持ち帰ることのできる学会となれば幸いです。
初めての試みとして静脈麻酔のエキスパートによるTIVA実践法のハンズオンセミナーを行います。どのような形にするか現在検討中ですがご期待下さい。
一般演題も広く募集します。静脈麻酔に限らず、吸入麻酔薬でも経口薬でも臨床薬理学に関する演題であればOKです。一般演題での活発な討論も本学会の特徴です。また、優秀な演題はJSIVA賞を差し上げますので奮ってご応募下さい。
初冬の下関は本場のフグはもちろん海の幸で満載です。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
第24回日本静脈麻酔学会
会長 森本 康裕
(宇部興産中央病院 麻酔科 部長)
日 時 | 2017年12月2日(土) |
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会 場 | 海峡メッセ下関 山口県下関市豊前田町3-3-1 |
大会長 | 森本 康裕(宇部興産中央病院麻酔科 部長) |
テーマ | 「The OPEN TIVA World」 |
株式会社ピーシーオーワークス
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-4-2 神田アーバンビル2F
TEL:03-3291-3636 FAX:03-3291-3635
Email:jsiva24@pcoworks.jp
項目 | 文字数 |
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演題名 | 全角80文字 |
抄録本文 | 全角1500文字(指定演題)、800文字(一般演題) |
登録可能な最大著者数 (筆頭著者+共著者) |
20名 |
登録可能な最大所属施設数 | 10施設 |
下記演題登録ボタンより演題登録ページへお進みいただき、演題登録を行ってください。
※演題登録は、ホームページからの登録のみとさせていただきます。
運営事務局
株式会社ピーシーオーワークス内
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-4-2 神田アーバンビル2F
TEL:03-3291-3636 FAX:03-3291-3635
E-mail:jsiva24@pcoworks.jp
12月1日(金)16:30~
※評議員の先生方には別途ご案内致します
12月2日(土)8:20~
12月2日(土)8:50~ 予定
7,000円(当日受付のみ)
本会では以下の日程でハンズオンセミナーを実施致します。
また、このセミナーは事前登録制と致しますので、本HPからオンラインで受付を行います。
事前登録期間:10/11(水曜日)~11/29(水曜日)まで
※定員に達した場合はその時点で〆切ります。
日時:12月2日(土曜日)10:00~12:00
コーディネーター:増井健一(昭和大学医学部麻酔科学講座、昭和大学麻酔科)
スマートフォンの薬物動態シミュレーターを使ってTIVAの実際をエキスパートの指導の下に学びます。アンドロイドあるいはiOSの端末をご準備下さい。
受講料:無料(但し学会参加費が必要)
12月2日(土曜日)13:00~16:00
コーディネーター:徳嶺譲芳(杏林大学医学部麻酔科学教室)
日本医学シミュレーション学会認定のコースです。実体シミュレーターを使って超音波ガイド下中心静脈穿刺の実際を学びます。
受講料:3000円(学会参加費も必要)
山口県下関市豊前田町3-3-1
アクセス:http://www.kaikyomesse.jp/access/