会長挨拶

第46回日本小児腎不全学会学術集会
会長　　石田　英樹
東京女子医科大学　移植管理科・泌尿器科 教授

このたび第46回日本小児腎不全学会学術集会を2025年12月18日より19日までの2日間、箱根湯本富士屋ホテルで開催させていただくことになりました。

今回のテーマは“君の笑顔でいっぱいにしたい！-拡がり繋がる小児腎不全治療“-です。

近年の本邦における小児優先ルールに伴う小児よりの臓器提供、ならびに、臓器移植数の増加は目覚ましいものがあります。小児医療はその体格の小ささゆえの技量的な困難さは言うまでもなく、内科的な診断、評価や術後の管理も時に困難を極めます。本学会では増加傾向にある小児移植のみならず、移植の成功の陰になくてはならない質の高い腎代替治療にも改めて焦点を当てたいと思います。日頃外来で拝見する慢性腎不全の患児をどのような医療で支えていけばよいのか、医師、看護師、コーディネーターなど多職種的な議論の場を作ってまいりたいと考えています。

全国から皆様のお越しをお待ち申し上げます。

末筆ではございますが、皆様のさらなるご発展を心より祈念申し上げます。