ご挨拶
会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より社団法人日本臨床工学技士会、ならびに社団法人神奈川県臨床工学技士会へのご協力・ご指導誠に有り難うございます。
第19回日本臨床工学会も徳島県臨床工学技士会の皆様をはじめ、社団法人日本臨床工学技士会のご尽力により、無事終了いたしました。
この度「第20回日本臨床工学会及び平成22年度社団法人日本臨床工学技士会総会」を平成22年5月22日(土曜日)〜23日(日曜日)の2日間、パシフィコ横浜会議センター<神奈川県横浜市>におきまして開催する運びとなり、準備を開始致しました。
昨今医療現場では多種多様の医療機器が稼働し、これらの医療機器なしでは現在の医療は成り立たない状況にあります。こうした医療現場での状況に対応するため臨床工学技士が日夜活躍しています。平成19年4月には医療機関において、医療機器安全責任者の設置、および医療機器の安全使用を目的に機器の保守点検の年次計画書の作成とその実施の義務付け、ならびに業者立会規制など、臨床工学技士への期待は今後もますます増えることが予想されます。
本学会は臨床工学技士の職業倫理の高揚と専門知識の向上、技術の研鑽および資質の向上を図ること、そして国民の医療・福祉の向上と健康増進に寄与することを目的に開催されますが、今回のメインテーマは昨今の医療情勢から『臨床工学技士の存在意義を考える』と題しました。医療職として社会に出て20年を経過し、臨床工学技士の必要性の更なる確立と臨床工学技士の知名度の向上を目的に今回のテーマといたしました。
臨床工学技士誕生20年を迎え、現在の業務内容の再確認と今後の方向性について、また、存在意義・知名度の向上など、これからの臨床工学技士を背負って立つ若い臨床工学技士(Y-Board)の充実に向けて関係各方面からのご意見、ご協力をお願いする次第です。
第20回日本臨床工学会の学術大会の成功を願い、会員ならびに関係各位の多数のご参加をお願いするとともに、ご協力とご理解をお願い致します。
平成21年6月吉日
第20回日本臨床工学会大会長
社団法人神奈川県臨床工学技士会会長 小林 力