第24回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会

会長挨拶

白髪 宏司(社会福祉法人恩賜財団済生会支部 埼玉県済生会栗橋病院小児科)

テーマ:医学から医療へ
    ~こどもと家族の「医療」、そのための「医学」~

 皆様からの暖かいご支援を戴き、第24回の総会・学術集会の準備が整って参りました。開催に先立ち厚く御礼を申し上げます。テーマは『泌尿器疾患のこどもたちと家族に寄り添う医療に添う内容』です。
 どれだけ通信手段が進化しても、『人が集い、交わって討議し、直に感じることの大切さ』は今後も変わることがないと考えます。そこで、プロフェッションの皆様が一同に集うことを大切にし、プログラム作成にあたりました。学術の中枢ともいえる文京の地に会場を設定し、講演会場は1会場としました。隣部屋がポスター会場です。進行は1列です。目的は、殊に若手の皆様に聞き逃してほしくない大切なレクチャー、シンポジウム、ワークショップ、イベント、などの場に身を置き、臨場感を楽しみながら学術討議に参加していただきたいと願うからです。応募演題は学会賞候補演題の15題を除き、全て一般演題として司会者付きのポスターセッションとさせて頂きました。プログラムにご覧頂ける多数の指定テーマ演題の他に、177題のご応募を戴きました。演者の皆様には、ご不便をお許しください。
 手術のできない小児科医が担当するのは3人目です。折角の機会ですから小児内科の視点から、新規スタイルでの討議と学びの場を準備したいと願いました。外科系の先生方には、ビデオセッションも少なく申し訳なく存じております。司会者、演者の皆様にはどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 多くの方々にご参加いただき、3日間が素晴らしい学びに加えて出会いと交流の場となり、こども達に還元されることを願っております。併せてアートと音楽もお楽しみください。心を込めてお待ち申し上げます。
 改めて、ご講演戴く先生方と司会の皆様、ならびに本学術集会の趣意にご賛同くださりました各方面の皆様に厚く御礼を申し上げます。

2015年5月19日

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