テーマ:医学から医療へ
~こどもと家族の「医療」、そのための「医学」~
1日目:2015年7月1日(水曜日)
■理事会 10:00~13:00
■評議員会 13:00~14:30
■開会式 14:30~14:40
■日本小児泌尿器科学会 第14回小児泌尿器科教育セミナー 15:00~18:00
2日目:2015年7月2日(木曜日)
■総会 8:30~9:00
■シンポジウム1 9:00~11:30
『小児泌尿器科疾患 診療指針作成委員会報告』
1) | 先天性水腎症(腎盂尿管移行部通過障害)・診療指針 司会:河野 美幸(金沢医科大学 医学部 小児外科) |
I. | 定義・分類・病態 上仁 数義(滋賀医科大学 医学部 泌尿器科学講座) |
II. | 疫学・臨床症状 迫田 晃子(聖路加国際病院 小児外科) |
III. | 診断・検査 中根 明宏(名古屋市立西部医療センター 泌尿器科) |
IV. | 治療方針の決定・手術適応 野口 満(佐賀大学 医学部 泌尿器科) |
V. | 一時的処置 1.腎瘻、ステント留置 杉多 良文(兵庫県立こども病院 泌尿器科) |
VI. | 手術的治療法 1.開放手術 杉多 良文(兵庫県立こども病院 泌尿器科) 2.鏡視下手術 小島 祥敬(福島県立医科大学 医学部 泌尿器科学講座) |
VII. | 長期経過と管理 1.非手術例の長期経過と管理 小川 哲史(虎の門病院 小児科) 2.手術例の長期経過と管理 守屋 仁彦(北海道大学大学院 腎泌尿器外科学分野) |
2) | 膀胱尿管逆流・診療指針 司会:宮北 英司(東海大学医学部付属大磯病院 泌尿器科) |
I. | 疫学 坂井 清英(宮城県立こども病院 泌尿器科) |
II. | 症候 1.排尿障害とVUR 三井 貴彦(北海道大学大学院 腎泌尿器外科学分野) 2.BBDとVUR 岡和田 学(順天堂大学 医学部 小児外科・小児泌尿生殖器外科) |
III. | 診断 木全 貴久(関西医科大学 小児科学講座) |
IV. | 治療 1.内科的、保存的治療 新村 文男(東海大学医学部専門診療学系 小児科学) 2.外科的治療 1)開放手術 佐藤 裕之(東京都立小児総合医療センター 泌尿器科・臓器移植科) 2)内視鏡的注入療法 徳永 正俊(東海大学医学部付属大磯病院 泌尿器科) 3)腹腔鏡手術 内藤 泰行(京都府立医科大学大学院医学研究科 泌尿器外科) 4)ロボット手術 水野健太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) |
V. | 続発性膀胱尿管逆流 木下 義晶(九州大学大学院医学研究院 小児外科学分野) |
VI. | 長期予後 鯉川弥須宏(福岡市立こども病院 泌尿器科) |
VII. | 逆流性腎症(病理) 松岡 弘文(福岡大学 医学部 泌尿器科) |
3) | 小児陰嚢内疾患 「小児陰嚢内疾患診療指針の必要性を問う」 司会:林 祐太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) |
I. | 本邦「停留精巣診療ガイドライン(2005)」が小児医療に果たしてきた役割 神沢 英幸(大同病院 泌尿器科) |
II. | 停留精巣診療ガイドライン(2005)」の今日的問題点―上昇精巣と遊走精巣― 井手迫俊彦(鹿児島大学 医学部 泌尿器科) |
III. | 停留精巣診療ガイドライン(2005)」の今日的問題点―非触知精巣― 生野 猛(国立病院機構小倉医療センター 小児外科) |
IV. | 陰嚢水腫を扱う日常診療における問題点 黒川 覚史(名古屋徳洲会総合病院 泌尿器科) |
■招請講演 11:30~12:20
『Vesicoureteral reflux: The Role of Antibiotic Prophylaxis in Treatment and the Future』
演者:Linda A. Baker (Interim Chief of Pediatric Urology, Children's Medical Center, Director of Pediatric Urology Research and Professor of Urology, University of Texas Southwestern Medical Center)
司会:白髪 宏司(埼玉県済生会栗橋病院 小児科)
■パイオニアレクチャー 12:20~13:00
『何故今、国際貢献なのか?―小児外科医・小児泌尿器科医としての役割―』
演者:青山 興司(国立病院機構岡山医療センター 特定非営利活動法人 中国四国小児外科医療支援機構)
司会:山高 篤行(順天堂大学 医学部 小児外科・小児泌尿生殖器外科)
■特別講演1 13:00~13:50
『小児泌尿器科疾患はどのように創られるのか:システム障害をイメージする』
演者:長田 道夫(筑波大学 医療系 腎・血管病理学)
司会:窪田 正幸(新潟大学大学院 小児外科学)
■学会賞候補演題口演 13:50~16:10
基礎部門(3題)司会:矢内 俊裕
臨床部門(6題)司会:山高 篤行、坂井 清英
症例部門(6題)司会:河内 明宏、宋 成浩
■特別講演2 16:10~17:00
『便秘を科学する―とくにプロバイオティクスの観点から』
演者:永田 智(東京女子医学大学 医学部 小児科)
司会:柿崎 秀宏(旭川医科大学 医学部 腎泌尿器外科学講座)
■ポスターセッション(一般演題91題)1日目 17:00~19:00
■会員懇親会/学会賞・論文賞表彰式 19:00~21:00
モダン尺八とギターのEnsembleの夕べ(共演動画はこちら)
岸本 寿男師範、蓮見 昭夫プロの演奏
3日目:2015年7月3日(金曜日)
■新理事会 7:30~8:00
■ワークショップ1 8:00~9:30
『泌尿器科疾患を持つ子供たちを取り巻く環境と医療』
司会: | 家後 理枝(東京女子医科大学 医学部 泌尿器科) 本間 澄恵(千葉県こども病院 泌尿器科) |
1) | 泌尿器科疾患を持つ子供たちを取り巻く環境と医療 谷村 珠江(日本二分脊椎症協会) |
2) | 泌尿器疾患、特に膀胱機能障害を持つ子供たちを取り巻く環境と医療 学校での実態をアンケート調査から‥ 鈴木 万里(国立成育医療センター 臓器・運動器病態外科部 泌尿器科) |
3) | 泌尿器科検査や手術を受ける子どもたちに対してのプレパレーションの工夫 内海加奈子(千葉県こども病院 看護部) |
4) | 泌尿器科疾患を持つ子供たちの精神発達―心理について 河野 美帆(東京女子医科大学 医学部 神経精神科) |
5) | 追加発言:公費補助による保育所・学校での導尿施行・自己導尿の補助援助―前橋市からの報告 松尾 康滋(前橋赤十字病院 泌尿器科) |
■ワークショップ2 9:30~11:45
『極める―次世代の小児泌尿器科医・外科医に求められる医術を教授します』
司会: | 小島 祥敬(福島県立医科大学 医学部 泌尿器科学講座) 野口 満(佐賀大学 医学部 泌尿器科) |
1) | インフォームドコンセントを極める―どんな難しい手術でも両親に安心してもらいます 杉多 良文(兵庫県立こども病院 泌尿器科) |
2) | 最先端診断技術を極める―この手術これさえあれば克服できます 宋 成浩(獨協医科大学越谷病院 泌尿器科) |
3) | Open surgeryを極める―Bladder neck surgeryをどうつないでいくか? 山崎雄一郎(神奈川県立こども医療センター 泌尿器科) |
4) | 腹腔鏡手術を極める―小児だからこそできるだけ小さな傷で 河内 明宏(滋賀医科大学 医学部 泌尿器科学講座) |
5) | 基礎研究の魅力を極める―臨床応用へ向けて 三井 貴彦(北海道大学大学院 腎泌尿器外科学分野) |
6) | 女性小児泌尿器科医を極める―こどもとお母さんの気持ちわかりますか? 市野みどり(長野県立こども病院 泌尿器科) |
7) | 小児泌尿器科医の育成を極める―私、研修医を絶対に振り向かせます 野口 満(佐賀大学 医学部 泌尿器科) |
8) | 技術伝承を極める―これが受ける側、教える側の心構えです 山高 篤行(順天堂大学 医学部 小児外科・小児泌尿生殖器外科) |
■ランチョンセミナー 11:45~12:45
『夜尿症診療への非学問的アプローチ』
演者:松山 健(公立福生病院 小児科)
司会:中井 秀郎(自治医科大学 とちぎ子ども医療センター 小児泌尿器科)
■シンポジウム2 12:45~14:00
『小児泌尿器科学における基礎研究の意義と面白さ』
司会: | 金子 一成(関西医科大学 小児科学教室) 林 祐太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) |
1) | オーバービュー:小児泌尿器科学における基礎研究のオーバービュー 林 祐太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) |
2) | 実体験を通じて感じた基礎研究の意義・面白さ 水野健太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) |
3) | Hinman症候群から与えられた課題 加藤 正吾(関西医科大学 小児科学教室) |
4) | 小児泌尿器領域で基礎研究は臨床に生かせるか? 東武 昇平(佐賀大学 医学部 泌尿器科) |
5) | 地域の基幹病院にて、成人兼務の小児泌尿器科医が構想した基礎研究 石井 啓一(大阪市立総合医療センター 小児泌尿器科) |
6) | まとめ 金子 一成(関西医科大学 小児科学教室) |
■ポスターセッション(一般演題71題)2日目 14:00~15:30
■Young Doctor ディベートコンテスト(YDDC)15:30~17:30
『小児泌尿器科医療、こんな局面、あなたならどうする?』
司会: | 林 祐太郎(名古屋市立大学大学院 腎・泌尿器科学分野) 服部 元史(東京女子医科大学 医学部 腎臓小児科) |
1) | 尿道下裂;術前テストステロン投与は是か非か? A 投与は有効である:久松 英治(兵庫県立こども病院 泌尿器科) B 投与しないほうが良い:西尾 英紀(JA三重厚生連 菰野厚生病院 泌尿器科) |
2) | 非触知精巣の画像診断;USかMRIか? A 超音波検査:濱野 敦(静岡県立こども病院 泌尿器科) B MRI:松野 大輔(千葉県こども病院 泌尿器科) |
3) | 低位停留精巣へのアプローチは? A 陰嚢切開アプローチ:高橋 正幸(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 泌尿器科) B 鼠径切開アプローチ:佐藤 雄一(福島県立医科大学 医学部 泌尿器科学講座) |
4) | 小児尿路結石;いずれを選択すべきか? A ESWL:西 盛宏(北里大学 医学部 泌尿器科) B 内視鏡手術:金光 泉(東京女子医科大学 医学部 泌尿器科) |
5) | 夜尿症の治療;いずれが主役? A 薬物療法:木全 貴久(関西医科大学 小児科学講座) B アラーム療法:小林 憲市(滋賀医科大学 泌尿器科) |
6) | VURに対する予防的抗菌薬;何が相応しいか? A セフェム系抗菌薬:田中 征治(久留米大学 医学部 小児科) B ST合剤:藤丸 季可(大阪市立総合医療センター 小児総合診療科) |
7) | 腎盂尿管移行部通過障害;利尿レノグラムで重視する情報は? A 分腎機能:松井 善一(東京都立小児総合医療センター 泌尿器科) B 閉塞パターン・半減期:森 健一(大分大学 医学部 腎泌尿器外科学講座) |
8) | 腹腔鏡下腎盂形成術;どちらからアプローチする? A 経腹的アプローチ:鈴木 啓介(獨協医科大学越谷病院 泌尿器科) B 後腹膜アプローチ:古賀 寛之(順天堂大学 医学部 小児外科・小児泌尿生殖器外科) |