ご挨拶
第20回日本腎不全看護学会学術集会 大会長
遠藤ミネ子(医療法人社団恵仁会 三愛病院)
このたび、平成29年10月21日(土)・22日(日)の2日間、岩手県盛岡市において「第20回日本腎不全看護学会学術集会・総会」を開催いたします。
東北開催は2度目となります。1回は、平成18年に第9回学術集会を宮城県仙台市で開催いたしました。
そして5年後、平成23年3月11日未曾有の東日本大震災により、東北は大きく変わりました。今年は震災復興6年目となります。
大きな絶望から一歩ずつ前に進むことができたのは、人と人が支え合う「絆」、そして、そっと寄り添う人の温かさが、明日の生きる力を甦らせてくれたのではないかと感じています。
そんな思いを重ねて、慢性腎不全看護は、どのような状況下においても、患者さんに寄り添い、職種間で支え合うことで患者さんの命を守るプロフェショナルな精神を、これからも実践を通して繋いでいかなければならないとの強い思いから、大会のテーマを「寄り添い、支え合う腎不全看護を未来へつなぐ」といたしました。
また、学会設立20周年の記念すべき大会でもあり、東北で開催できることに感謝をする共に、心に残る東北のおもてなしで、会員の皆様のご参加をお待ちしております。
