日本臨床麻酔学会第37回大会

会長挨拶

日本臨床麻酔学会第37回大会 会長 坂本 篤裕

大会直前ご挨拶

 日本臨床麻酔学会第37回大会は、2017年11月3日(金・祝日)から5日(日曜日)、東京都港区芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で開催いたします。本大会のメインテーマである「安心と安全を提供するために~Knights for Safety and Quality~」を軸に臨床、研究、教育および社会活動に関して企画しました。企画にご協力頂いた多くの皆様に深謝するとともに、ご期待頂ける内容と自負しております。
 特に注目頂きたい企画としまして、
〈記念講演〉高円宮妃久子殿下に記念講演頂く栄誉に浴します。「鳥」というテーマで環境保護も含んだ有意義なお話をご講演頂きます。
〈テーマ企画〉Masimo社CEOのJoe Kiani氏に「Zero preventable death by 2020」の講演を中心にPatients’Safetyシンポジウムを行います。同時に日本麻酔・医事法制研究会を共催企画として、Patients’Safety諸問題を検討します。
〈臨床麻酔学会としての臨床研究を再考〉臨床研究の展望について、光触媒で高名な東京理科大学藤嶋昭学長とAMEDのプログラムスーパーバイザーである東北大学宮田敏男教授にご講演頂きます。さらに第一線で臨床研究を行っている麻酔科医の先生方による有意義な臨床研究のための解説と、若手麻酔科医による臨床研究報告を組み合わせた臨床研究セッションを行います。
〈第一線の知識と技術を求めて〉集中治療・重症患者管理に欠かせないECMOについて世界で活躍している4人の外国人講師を中心にシンポジウムを行います。
 従来からの臨床麻酔教育委員会による各スーパーバイザー認定制度企画とともに、学会員の先生方に直接役立つ日本麻酔科学会専門医講習会、JB-POT講習会、ELSO(国際ECMO機構)認定講習会やワークショップによる認定単位取得企画も学会期間中に多数組み込みました。会員の皆様にご期待頂くとともに、会員の皆様のご参加をお待ち申し上げます。

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